お腹ぽっこり…でもジムに行く時間がない!食生活でできる筋肉増強法とは?

仕事の付き合いで外食、忙しい時にはコンビニ弁当…、そんな食生活が健康に良くないと分かっていても、なかなか改善することは難しいですよね。でも、不健康な食事は体型に現れてくるものです。いつの間にかお腹はぽっこり、昔あった筋肉はぶよぶよ、なんて男性も少なくないはず。運動不足なのはわかっているけど、なかなかジムに行く時間もとれない、そんな人もあきらめないでください。日常生活の中でできることもあるんです。今回は、食生活でできる筋肉増強の方法、ぶよぶよ脂肪やぽっこりお腹を引き締める食事について考えてみます。
食事で体型を引き締めることは可能?
人の身体を作るのは「食事」です。もちろん、ついてしまった脂肪を引き締めるには、運動することが必要ですが、食生活を見直すだけでも体型を改善することは可能です。理想の体型を維持するためには、まず食事のバランスについて意識しましょう。毎日きちんと3食取ること、栄養バランスが偏らないようにすることなど、ごく基本的なポイントから食生活を見直してみるべきです。
筋肉量を増やせばぽっこりお腹は解消できる?
お腹がぽっこり出ている人は、脂肪の蓄積、筋肉の衰えによるたるみ、内臓機能の低下による老廃物の滞りなどが原因と考えられます。とてもシンプルなことですが、たまっている脂肪を燃焼し、筋肉量を増やすことでお腹周りはスッキリしてきますし、筋肉量が増えると基礎代謝が上がります。基礎代謝というのは特別な運動をしていなくても体内で燃焼するエネルギーの量ですので、これが高い方が脂肪燃焼効率の良い身体、つまり痩せやすい体質だと言えます。さらに、お腹周りの筋肉力が向上すると、胃腸の働きにも好影響を与えますので、内臓機能が向上しカラダ全体のめぐりが良くなるともいわれています。
筋肉増強のために今すぐできる食事改善法
筋肉量を増やすためには筋トレ、と思われがちですが、食生活が乱れている人は、筋トレだけを取り入れてもなかなか脂肪燃焼が効率的に行われません。逆に言うと、食生活を改善するだけで、特別なトレーニングをしなくても身体を引き締めることは可能です。まず筋肉の材料となるたんぱく質の摂取は不可欠です。筋肉はたんぱく質によって作られますので、良質なたんぱく質源として、肉類やタマゴ、魚類、乳製品、大豆などを適量摂るのが理想的です。ただし、肉類などの場合脂肪分が多い部位は避けたいですね。筋肉を作るためには、たんぱく質だけでなくビタミンやミネラルも必要です。特にビタミンB6はたんぱく質の代謝を助けるので、積極的に摂りたい栄養素の一つです。ダイエットというとたんぱく質や脂肪分を極端にカットしてしまう場合がありますが、筋トレを行う際のエネルギー源として、良質な脂質を摂ることも必要です。最終的には栄養バランスということになりますね。毎日の食事でいろいろな食品を摂るように心がけ、間食やアルコールの過剰摂取を避けるだけでも、効果があると思いますよ。
筋肉を作るたんぱく質「ロイシン」
ところで、最近テレビや雑誌などのメディアに取り上げられることが多くなった成分に「ロイシン」というものがあります。ロイシンはアミノ酸の一種ですが、最近の研究で、体内で筋肉を作るときに必要不可欠な物質だということが分かってきました。ロイシンは、筋肉を作る際のごく初期の段階で必要なアミノ酸です。たんぱく質を摂りながら筋トレを行っても、体内にロイシンが不足していると、うまく筋肉の生成が始まらないといわれているんです。効率よく筋肉を作るにはロイシンを意識して摂取すると良いでしょう、ロイシンを豊富に含む食品には、鶏むね肉、マグロ赤み、チェダーチーズなどが挙げられます。ただし、ロイシンの推奨量を食品から摂ることは比較的困難だといわれていますので、サプリなどを利用するのが効果的です。もう一つ、ロイシンの役割に肝機能をサポートするという働きがあります。糖質がエネルギーに代わるときに必要となるの肝臓機能です。また、アルコールが肝臓で分解されるということはよく知られていますよね。お酒を飲む機会が多い人にもロイシンはうれしい成分なんですね。

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